今日は1年に1回のヤマハ講師の定期研修会でした。
SAX科分会の中で小学生のレッスンについての意見交換もありました。
私のところにも、小学生で体験レッスンに来る方が何人かいますが、
「体がある程度大きくならないと楽器を支えられない」ということを了解の上で、
体験レッスンに来て頂いています。
実際、重さ・尚且つそれを首で支えなければならない事に、
お母さんとお子さんがびっくり!!ということがよくあります。
重さに絶えられない時は、ストラップを使わず、
楽器ケースの上にSAX置いて演奏してもらいますが、
身長140以下だと、指自体が届かないという事がよくあります。(特に下のC)
しかし、重くても指が届かなくても「♪ドシラソ♪」と音が出ると、
とってもうれしそうな笑顔を見せてくれます。
やりたいものを「無理です」と否定はしないので、最終的には本人の意思を尊重しますが、
お母さんには
「SAXはもう少し体が大きくなってから始めても遅くないですよ。
それまではピアノなので音楽の基礎を学んで、
高学年ぐらいになってから始めてみたらどうでしょう。」
というお話をします。
実際のところは本人よりも親の方がSAXを習わせたいというのがほとんどなもので。。。
研修会は骨の発育の話になり「小学生は断った方が良いのでは?」
との意見もありましたが...
結局、答えは出ませんでした。実際のところは親の判断かもしれませんね。