先日、我が家に詩が2編届きました。
3月に沖縄・久高島で出会った中学生の女の子からでした。
その子は「不登校」な状態が長く、今は久高島の「留学センター」というところに寝泊まりしながら、島の中学校に通っています。
そして暇があると大学ノートを開くています。
「何書いてるの?」
と、見せてもらったら自分の気持ちを包み隠さず書いてある詩でした。
粗削りなのですが、すごく気持ちが伝わっていいんですよ。ある意味、自分の身を削って書いているのかも知れません。
そんなノートが何冊もあって、書き貯めた分を以前、自主出版したそうです。
それも読ませてもらいましたが、毎日書いてあるので、心の移り変わりがよく解ります。
間違っている事を「違う」と言って、受け入れてもらえないもどかしさ、弱い者をかばって非難される自分。 どう人と接していいのかわからない過程がよくわかります。
子供の頃の私も、そんな事がありましたが、今は「何だそりゃあ!!」と何でもはねのける強さが生まれました(笑)。
今回はそんな中でも明るい詩が届きました。
「詩に歌を書いてあげるよ」と、島で約束したのです。
また、これで彼女の中でも私の中でも何か化学反応が起こらないかと、ちょっと期待しています。